販売・接客業の初心者が売れるようになる方法(コツ)
接客・販売とは”自分の言葉で相手を動かすこと”
接客・販売業には”やり方(コツ)”がある
- がむしゃらに自己流ですることになるので、売れない
- いっとき売れるが、再現性がないので続かない(自分で売り方を忘れてしまう)
- 自分が上司になったときに、人に教えられない(自分の売り方を説明できない)
ちょっと考えただけでもこれだけの弊害があります。
一方”やり方”を意識して仕事をすると、こんないいことがあります。
- 商品が変わっても”やり方”が分かっていれば売れる
- キャンペーンがなくても売れるので、実績にムラがない
- 人に教えることができる
まとめて言いますと、”やり方”というのは接客・販売業として自分が普段仕事をするにあたって、いろいろ応用できる元の考え。ということですね。
行動基準とも言い換えられるかもしれません。
その行動基準はその場かぎりのものではなく、人間の心理に基づいた法則です。
だから場面・場所・時間・人が違っても応用できるようになっているのです。
挫折しやすい初心者の時にほど読んで欲しい!
募集自体は未経験可が多いのに、挫折して辞めていく人も多いのが接客・販売業です。
それもこれもみんな”やり方”を知らないことが原因です。
ちゃんとしたやり方を身につけることで、この悩みは解消されます。
きちんとしたやり方をマスターしたら、あとは上昇あるのみなので仕事が楽しくなります。
僕の解説するメソッドでは、初心者の悩みを5つに分けて、それに対して回答をするという形式で行います。
まず手始めに初心者が陥りがちな悩みを紹介しましょう。
お客さんの気持ちがわからなくて悩む
初心者の方はお客さんと話をしていて素頓狂な答えをしてお客さんを逆に困らせてしまったりします。
それもこれもお客さんが何を求めているのか分かっていないんですね。
なんでお客さんの気持ちがわからないと思いますか?
それはお客さんの気持ちを今まで経験したことがないからです。
ところであなたは小説や漫画を読みますか?
もしくはストーリー性のある何かに触れ合う機会はありますか?
なんで今その質問をしたかと言うと、いわゆるストーリーに触れる事はお客さんの気持ちを疑似体験することにつながるからです。
どういうことかわかりますか?
主人公や登場人物の気持ちを文章や絵を通して知ることであなたも同じような気持ちになりますよね。
それがそのままお客さんとのやり取りに利用できるんです。
だからホントは本の虫やオタクっぽい人には向いてる仕事と思います。
「お客さんを気持ちを探る・お客さんのことを知る」ということに関しては、こちらの記事で詳しく述べています。
売れなくて悩む
売れなくて悩むのは1番多い悩みだと思います。
なんせ売れてたら人によっては他の悩みなんてどうでもいいことかもしれないですからね。
売ると言うと、あんまり良い印象をもたないかもしれません。
それは日本人独特の感覚かもしれないですね。
お金に対して汚いイメージがまだ根強くあるんでしょう。
でもお客さんに決めてもらう手助けをするって言うふうに言い換えてみたらどうでしょう?
お客さんに決めてもらうにはどうしたらいいか。
それはお客さんがどんな悩みを持っていてどうしたらそれが解決できるのかそれに対してかかる費用はいくらなのかそれをあなたが丁寧に説明してあげることです。
もっと言えばお客さんの悩みの悩みの中から自社のサービスで解決できるものを紹介してあげる。
そして後はポンと背中を押してあげると言うのが販売活動といえます。
「商品が売れなくて悩む」ということに関しては、こちらの記事で詳しく述べています。
お客さんにうまく伝えられなくて悩む
お客さんにうまく話が伝えられない。
これもよくある悩みだと思います。
よく接客してる最中にお客さんと押し問答になってしまうことがありますよね。
あとちょっとで伝わりそうなのになかなか伝わらない。
さっきから同じ話を何度もしている。
あなたが困っている表情が目に浮かびます。
伝え方にもやり方があるんですよ。
例えばあなたが友達にこの漫画すごい面白いからぜひ読んでみてと言われたとします。
でもそれが例えば途中の巻からだったらどう思いますか。
いやそれまでの話わかんないしって思いますよね。
いわばお客さんもその状態になっていて、あなたの話を理解するその前に理解しないといけないことがわかってない状態なんですよ。
ちょっと失礼な言い方をしましょう。
学校の勉強についていけない子と同じ状態なんです。
学校の勉強についていけない子は、ひとつ前の授業がわからなくなってしまって、今の授業がわからないだけなんです。
それで今の授業を理解するのを、あきらめてしまっているだけなんです。
この場合前の授業をちゃんと理解できるように教えてあげたら、その子だって理解ができるようになりますよね。
お客さんにもそのように立ち止まるか、もしくは少し前に戻るなどしてあげないといけません。
この辺の詳しい事は、後日執筆する記事で述べる要素分解や順序性論理的な話の項で説明します。
お客さんと話が続かなくて悩む
これも多い悩みです。
人見知りの人に多いですね。
愛想よくしているつもりでも、話が続かないだけで気まずくなってしまったり、それで表情がこわばってしまったり、大変もったいない状態です。
別に無言の時間があったってどうってことないと言えばそうなんですけどね。
それでも相手が来てくれているお客さんと言うからには何か話をしないといけない気持ちになります。
そういうときにどういった話をすれば良いのか、そしてあわよくばどうしたら自社のサービスの話につなげることができるのか、その辺を詳しく解説しようと思います。
今の提案に限界を感じる
次回以降、それぞれの項目について説明します。
楽しみにしていてくださいね!